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効き目


なにか虫のようなものが背中に入り込んだらしくかゆくてたまらない
市販のかゆみ止めを塗ったら次第に収まってきた
お腹の具合が悪いので下痢止めを飲んだがさっぱり効き目がない
出せるだけ出して水分を補給して寝ていたら収まってきた
なんとなく元気が出ないのでビールを大ジョッキで飲んだ
気持ちは躁状態になったが酔っぱらって足元がふらついた
寝つきが悪い時睡眠導入剤を試してみたらすぐに眠れた
プラセボとかいう声も聞こえたが効き目があれば問題ない


by nambara14 | 2015-08-12 14:04 | 新作詩歌(平成27年) | Comments(0)

こまごましたこと


夜中に目が覚めた トイレに行った 水を飲んだ
カーテンをすこし開けて外を見ると 空はまだ暗かった 景色が層をなして見えた
また寝るとすぐ眠りに落ちたが しばらくするとまた目が覚めた 目ざまし時計を見て あと二時間あるとたしかめた
うつらうつらしているときに 浅い夢を見るらしいが 目が覚めるとすぐ忘れてしまう
何度も何度も そんなことを繰り返しているうちに 起床時間が近づく
ゴールデン10分とか5分とか言って 最後の睡眠にしがみつく
目覚ましが鳴る前になんとか起きだして 顔を洗う
……そんなことを書き留めても何の意味もないと気付くが 書いてしまったものを消すほどのこともないと思えば そのまま残しておく
自分が生きる毎日は なんとこまごましたことばかりで成り立っているのだろうか
たまには 重大な出来事だってあるだろうと 思い返してみるが 
最近記憶に残っているのは 病気に関わることばかりだ 
意味もなく 入院の記録などは克明に残してあるが なかなか捨てられずにいる
自分のことをこまごまと書き記しているうちに
重大なことも重大でないことも残されていくはずだ
やがてこまごまとしたことを記憶することができなくなって 記録することができなくなるだろう
重大なことだけをちょっとだけ記録できればましな時が来るだろう
そんなことを毎日毎晩繰り返しているうちに
ある日 発作的に 書き残してきたものを すべて捨ててしまった
自分にしては大胆な行為だったが もはやそんなことも記すことをやめてしまった
だが 時たまスポット的に なにやらつぶやくように文字を書いてしまうのは やめられないようだ
自分の性分とでもいうものは 自分でもよくわからないから たまには書き留めたくなるのだろうか?





by nambara14 | 2015-08-11 15:53 | 新作詩歌(平成27年) | Comments(0)

気配り


逆光の 顔つきを見て 苦笑い

炎天下 思いださせる 揺れ始め

深読みの 明日がありて 今日過ぎる



by nambara14 | 2015-08-11 14:51 | 五七五系短詩 | Comments(0)

食楽


まぐろ いか えび たこ ひらめ うに いくら たい
あわび みるがい かずのこ あなご たらばがに
あおやぎ さば さけ こはだ たいらがい さびしがり
のりまき てっかまき たまごやき あがり おかわり


by nambara14 | 2015-08-09 17:34 | 新作詩歌(平成27年) | Comments(0)

恋と愛


湖の 霞棚引く 畔へと 歩みて行けば 心騒がし

歩みつつ 振り向く先に 木立見ゆ 風さわさわと なにを揺さぶる

これは恋 あるいは愛と 定めかね 過ぎ行く時を ただ思い見る



by nambara14 | 2015-08-08 11:31 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

同級生



宴席は すこし法螺吹く 夕涼み

やあやあと 肩を叩いて 暑気払い

大ジョッキ 語らう口を 泡立てて 


by nambara14 | 2015-08-07 12:08 | 五七五系短詩 | Comments(0)

説教


棚をしっかりつくるとだな

整理がつくし 見た目もよい

いやだな がみがみ言われるのは

出来上がったばかりの違い棚に 

しまっておいた茶碗や花瓶を飾る

地震だ

しまったな



by nambara14 | 2015-08-06 13:36 | 新作詩歌(平成27年) | Comments(0)

夏休み


子と母を 見比べてまた 見比べて

泣き叫ぶ 殴る蹴る踏む 投げつける

見られてる ブレイクダンス 崩れてる


by nambara14 | 2015-08-06 13:19 | 五七五系短詩 | Comments(0)

へいサマー



生きるも地獄 死ぬも地獄 生死不明の涯にさまよう

へいサマー へい葉鶏頭 燃え立てば かげろうさえも 惑いよろめく

仮住まい 身を整えて 日々暮らす 路地裏に咲く 花に水やる
 


by nambara14 | 2015-08-06 13:06 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

まれに


炎天も 心ひとつで また涼し

枝枝に 蝉鳴く声の 掠れ来て

ごくまれに 漲るものを 感じつつ



by nambara14 | 2015-08-05 13:42 | 五七五系短詩 | Comments(0)