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小森区


           こもりく



かるくほら なげあげてみる たましいの ゆくえふめいの はるをおいかけ

つみとがの しるしあらわれ ちからなく いのるすがたを みまもるせなか

よこくなく ほっさまぐなの ゆれはきて わかれいくきし よびかけるこえ

あつげしょう いいひとのふり ゆるしあい とわずがたりに ききながすみみ

だれもみな かくされてある しんじつの すがたをあばく ぐこうはせじと

ふんわりと おとずれてくる えんじぇるの つばさのごとき ねむりにさそう

しんみょうな かおしてすごす まいにちを あらいおとせば わらいとばせば

ひとりいの ときのきざしに さそわれて あゆみのさきの みのおそきしる

はるのあめ ぬれまいとする せなかから にじみくるあせ ふみまようみち

こもりくの ひにひをかさね よをついで うつつかゆめか はなちるをみる


by nambara14 | 2011-04-19 16:51 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

思うベナ


      思うベナ


どこまでも 送電線を つなぐ塔

電気には 糸目も色も 香もなくて

どじょっこだーの ふなっこだーの なーにがきたかと

思うベナー



by nambara14 | 2011-04-17 17:38 | 五七五系短詩 | Comments(0)

ひきずって


        ひきずって


向かい合う 午後の日差しの 動く影

見るものの 奥底にある 色を読む

全否定 すこし譲って 半否定




by nambara14 | 2011-04-16 15:46 | 五七五系短詩 | Comments(0)

未来からの目


         未来からの目


時を駆け 未来へ旅する 少年よ 日本の今は どんな過去へと

震源を プロットすれば 濃い影の 下に埋もれる 悲鳴漏れ来る

苦しみの 最中にあれば 神経の 迷路へ深く 囚われて行く




by nambara14 | 2011-04-15 17:19 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

楽園


       楽 園


ラグジューリアス エンジョイ エブリデイ

ラグーンを 園遊ののち ディナーショウ

グッドラック 空に浮かんだ 観覧車




by nambara14 | 2011-04-14 18:53 | 五七五系短詩 | Comments(0)

ひっそり


          ひっそり


花街道 抜け行く輩 忍びつつ 隠れ里へと ひそかに戻る

緑陰の 今穏やかな 昼下がり 病衣を脱いで 普段着を着る

脱力の 日々重ねれば このときも 粗相した身を 償いきれず

  
by nambara14 | 2011-04-13 15:16 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

無名


      無 明


目の前を 過ぎ行く影の 名は聞かず

乾杯の 後の卓上 片付けず

花を見る 人だかりして 世は終わる



by nambara14 | 2011-04-11 17:14 | 五七五系短詩 | Comments(0)

夜桜


         夜 桜


こもり居る 窓辺に立ちて 世の末の 夜桜あやし 物狂う影


by nambara14 | 2011-04-10 19:38 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

隠れ里より


      隠れ里より


隠れ住む 里にも花は こぼれ咲く

騒がしき 世を捨ててみる 仮の宿

目にも見る 音にも聞きし 地異来たる


by nambara14 | 2011-04-09 17:15 | 五七五系短詩 | Comments(0)

去私



       去 私


春の日に 去り行くひとの 輝ける

この際を 見えないままに 行き来する

隠れ住む 里に花咲く 時は来て



by nambara14 | 2011-04-05 12:51 | 五七五系短詩 | Comments(0)