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レクイエム



    レクイエム


じっと耳を澄ますとどこからかかすかに聞えてくるものがある
まるで聴力テストのヘッドホンから聞えてくる音のようだ
徐々に大きくなったり小さくなったり
高くなったり低くなったりする

やがて音は小さなメロディーになり
川の流れのように 音量を増していく
穏やかな音楽が奏でられ始める
そしてついにはひとつの組曲となって大海に注ぎ込む

いつか聴いたことがある軽やかな主旋律
長調でスタートする舞曲のいくつかの楽章 
それが わたしの心の奥 体の芯を 確実にとらえて揺さぶる

ぼんやりとした田園地帯でだれが弾いてくれたのだろう?
あるいは 母の胎内で聴いた海鳴りだったのだろうか?
自分自身で選ぶべき音楽 わたしの最期のための

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 上の詩は、抒情的な詩風にこだわって書いたものです。
 やや古風な雰囲気だと思いますが、ぼくには必要なスタイルのひとつです。
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by nambara14 | 2008-02-28 19:59 | 新作詩歌(平成20年発表) | Comments(0)

うるう年


(うるう年)

余分でも 潤いのある うるう年 半端なおれも うるう人かも


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by nambara14 | 2008-02-28 14:15 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

むふふ

  
(むふふ)

満たされた のちの思いは むふふのふ ひとりほほえむ 春を待つ夜

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by nambara14 | 2008-02-27 11:43 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

究極のエロティシズム


(究極のエロティシズム)

恋すれば 食べつくしたい 肉さかな 気がつけば餓鬼 涙流して


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by nambara14 | 2008-02-26 15:55 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

素っ裸


素っ裸 そんなとこまで 見られたら 見えるはずだよ 見えない気持ち

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by nambara14 | 2008-02-21 10:31 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

仮面パーティー



偽悪より 韜晦は出で 偽善より 倒錯は来る 仮面パーティー


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by nambara14 | 2008-02-17 17:56 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

St.Valentine's Day


(バレンタインデー)


意外性 人生のスパイス 甘いか 苦いか 辛いか しょっぱいか

歓楽の 街中にある お稲荷さん 賽銭箱に 二つの小銭

ミステイク あそこで唇 盗まなくちゃ タイミングこそ すてきなチャンス






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by nambara14 | 2008-02-14 19:14 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

磁性



心惹く  ヴェヌスの磁性  乏しくて  石より硬く  干からびる丘


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by nambara14 | 2008-02-13 14:35 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

返信の自由


(返信の自由)

たまにしか しないメールに 返信が あれば嬉しい なければさびしい

そうは言っても 返信の自由 あるのだから 返信しても  しなくてもよい

相性の よいかわるいかは 神の業 人間はただ 口説き続ける

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    きのうの短歌は文語的。
      きょうは、一転して、口語的に作ってみた。
      57577からはずれることが避けられない。
      そのことの持つ意味はなんだろう?
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by nambara14 | 2008-02-12 11:20 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

正体不明



(正体不明)


暗闇の 底なし沼の ため息よ 微香を放ち 濡れそぼつ淵

内部へと  黙せる肉の 弾力は 恍惚として 波打つ虚空

恋しても 遠すぎる愛 抱いたとて 届かぬ心 空をつかむ手

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     古文的な言葉遣いで作ってみた。
     かなり技巧にこだわらざるをえないと感じた。
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by nambara14 | 2008-02-11 11:26 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)