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おれはめっちゃ観察して 考えて 話しかけた。

おれはがんばった。

おれは自分の精神を集中させてやるだけやった。


たわいもないことでもへこむ。

きみはむすめみたいに若くてかわいい。でも無関心。

知らんふりするなよなあ。


桜が満開だねえ。むずむずしちゃう。花粉症じゃなくても。

あやしい夜陰にまぎれて はめをはずしたくなっちゃう。

わたしってどうよ?



酒瓶はころがり、おでんやあげものやかまぼこは散らかる。

風がござを吹き上げ吹き飛ばす。スカートがめくれる。

春の夜は 乱れたこころ。乱れたいからだ。とめどなく散り落ちてやまない。

by nambara14 | 2006-03-31 16:37 | 新作詩歌(平成18年発表) | Comments(0)

ことばあそび


しきりずむずむずがゆい

いしだんだんだんござか

のぼってみればかくさく

ふりかえりみるかすみか


 標準語訳

 仕切り リズム ずんずん(むずむず) むずがゆい

 石段 だんだん 団子坂

 昇ってみれば バカ臭く

 振り返り見るか 霞か

by nambara14 | 2006-03-24 13:54 | 新作詩歌(平成18年発表) | Comments(0)

眩暈


手を伸ばす

そこからずうっと視線を延ばしてゆくと

地平線に交わる

スカイラインは複雑な凹凸があって

心の中でスケッチしようとすると

とても骨が折れる



視線を右横に走らせる

どこまでも走らせたいのに味気ないコンクリートの壁と

不ぞろいのビルの林に阻まれる

それでも意地を張ってぐるりと体を回転させる

高速道路がこんなに視界をさまたげているのだなあ

「あっ!」 自分の手が通り過ぎる女性の手に触れてしまった

ひらあやまりにあやまるしかない・・・



それでも 懲りずに 手をかざし 空を見上げる

斜めに視線を延ばしてゆく

高層ビルの屋上を越えて

とんびのように曲線を描く視線

雲に乗せる想い

「どんどん飛んでゆけ!ずっと遠くまで!」



そのとき世界はぐるぐると回りだした

不規則な回転が自分の平衡器官を狂わせる

空色と茶色の平面がひるがえり

赤と黒の平面がひるがえり

流れる模様となった平面があとからあとからひるがえる

もう目を開けてはいられない

もうこれ以上立ってはいられない

もう 自分も辺りも なにがなんだかわからない・・・









by nambara14 | 2006-03-20 15:17 | 新作詩歌(平成18年発表) | Comments(0)

情動


どの女にも愛を注ぐドンジョバンニ。

裏切ったのではなく、平等で寛容なだけだという。

肌のきれいな女のそばに行くと眩暈がする。

さりげなく言葉で女心をつかんでしまう。

お金もじょうずにしのばせて。

手練手管は口説きのテクニック。

ひとのこころをひきつけるための方策。

なじみの女がいないのだけが気がかりだが

遊び相手はとびきり色っぽく

話し上手で明るく楽しい。

今夜は情欲が刺激され続けている。

情動をすなおに発揮できるシチュエイションが

用意されてるのかな?

さもないと、鈍。序盤に。

わけわかんなくなっちゃうね?






by nambara14 | 2006-03-07 21:04 | 新作詩歌(平成18年発表) | Comments(1)