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カテゴリ:五七五系短詩( 518 )

音叉

吹く風よ 秋は過ぎたか 冬来たか

夏場より 一足飛びの 寒気団

温暖化 プラスマイナス 寒冷日

マフラーと コート手袋 武者震い

立冬の 暦を返す 隙間風

by nambara14 | 2016-11-09 09:44 | 五七五系短詩 | Comments(0)

秋の深まり

暑がりの きみも一枚 羽織りなと

すっぱくて 甘いみかんを 食べました

寒暖の 差がはげしくて 困ります

冷たさが 寒さに変わる 時間帯

アメリカは 深夜の雨か テレビ見て

勝ち負けの 決着のつく 瞬間だ

運鈍根 のっそり起きて 柿を食う

新米を すこし食べたら おいしいね

衣替え 夏から冬へ ひとっ跳び

紅葉を 伝える画面 見つめたよ

昼寝して 熱気球乗る 夢の中

食欲の 増してばかりの 視嗅覚

躓きも あるけどなんとか やらなくちゃ

秋深し ひとりでいれば 寂しいな

悲しみも 苦しみもあり 喜びも



by nambara14 | 2016-11-04 19:43 | 五七五系短詩 | Comments(0)

活断層

寝返りを 打って違える 猫の夢

遠回りして 帰ってきたと 告げぬ犬

長距離の トラック走る 競走馬

by nambara14 | 2016-11-03 15:44 | 五七五系短詩 | Comments(0)

諦念

そりゃだめだ 生まれ変わりも あればこそ

まあだめだ 生まれ変りも むだばかり

もうだめだ 死んでもバカは なおらない

by nambara14 | 2016-10-18 22:41 | 五七五系短詩 | Comments(0)

シベリア高気圧

刈り入れて シロサギの立つ 田を過ぎて 

あの山を 目指していけば 村に出る

子供らも ひとりひとりで 焼香す  

by nambara14 | 2016-10-03 13:22 | 五七五系短詩 | Comments(0)

転々

罵るも 内腑の穢れ 金木犀

揺れる花 沿道くねる 風の跡

秋風の 運びし悔いは 白く散る

葡萄房 没後のための 肖像画

沐浴の 肌に恥じらう 花の影

by nambara14 | 2016-09-30 11:34 | 五七五系短詩 | Comments(0)

遊離

叩かれて 叩き返して 切り裂かる

突き立てて 突き返されて 共倒れ

剝がされて 剥がし返して 赤裸 


by nambara14 | 2016-09-29 12:47 | 五七五系短詩 | Comments(0)

削り

削られた 空虚を埋める 余る我夢

摩滅して 大過の禍根 有耶無耶に

しょうもない カンナ屑でも 巻いておけ

by nambara14 | 2016-09-28 16:41 | 五七五系短詩 | Comments(0)

ゴール


遥かなる 峰を目指して 立ち上がる

メビウスの 迷い道さえ 踏み抜けて

雲越えて 見果てぬ夢を うつつとす  



by nambara14 | 2016-09-21 19:50 | 五七五系短詩 | Comments(0)

隙間


隙間風 抜け損なって 吹き溜まる

木漏れ日の 枝葉そよいで 踊る影

こころにも 無用な隙間 あらばこそ



by nambara14 | 2016-09-14 16:02 | 五七五系短詩 | Comments(0)