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カテゴリ:五七五七七系短詩( 362 )

まさか

あるはずも ないと思えど あってみれば 唖然とするか 悄然とする

そんなはず ないと思って いはしたが あってしまえば あるということ

とにかくに 受け入れざれば 次の手を 打つことできぬ まさかのさかも

by nambara14 | 2017-04-27 21:37 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

なぐさめ

その一瞬 間近に寄れど 悲しみに 歪んだ顔を 正視はできず

力なく 立ちすくむひと 顔色の くすみし中に 濡れたる瞳

どのような 表情をして 言葉など かければよいか しばし戸惑う



 

by nambara14 | 2017-04-26 10:13 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

あるひとに

失って はじめてわかる 悲しみを わかろうとする 気持ちで測る

どのような しぐさと言葉 迷いつつ ぎこちないまま 近づいていく

このような 時と場合に ふさわしい ひとでありたい あなたのために


by nambara14 | 2017-04-25 16:19 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

だまし絵

裏表 上下左右に 遠近感 平面立体 錯視ピンボケ

鹿に乗る 人は林に 紛れ込み まだらに消えて また現れる

知らぬ間に 登れば下る 階段を 踏み外したら 波乗り気分



by nambara14 | 2017-04-24 11:10 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

交換

老朽の 部品交換 忘れずに 快適生活 とわの喜び

老いたとて 交換部品は ありません 一度限りの からだいたわれ

おいおいに あちこち不調 見舞われて すいとん火遁 雲隠れ術





by nambara14 | 2017-04-23 20:05 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

舌打ち

ちぇっと言う あとは語らず もくもくと 柳葉の下 歩みゆくのみ

しゃらくせえ 首を回して 見栄を切る たったひとりで もてあます時

だまらっしゃい ひとの不幸に つけこんで おためごかしの
根掘り葉掘りは 

by nambara14 | 2017-04-21 11:45 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

試飲

試みに 飲み干してみる ブラインド 喉に広がり 脳幹を突く

勧められ 軽く手にして 口にして 買わずに帰れぬ 窮地に落ちる

ともかくも 飲めば浮かれて 軽口も おのずから出る ほろ酔い加減

by nambara14 | 2017-04-13 20:05 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

魚影

流れゆく 水に紛れて 泳ぐもの 揺らめく影は 消しきれず浮く
by nambara14 | 2017-04-12 15:14 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

幻影


幻影と 思いて撃てば 血を流し 倒れる際に 首絞めんとす

復讐の 連鎖止まらず 銃弾の 嵐の中を 逃げ惑う民

憎しみは 憎しみを生み 悲しみは 底なし沼に 広がりていく


by nambara14 | 2017-04-12 10:56 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)

すさび

汲々と 過ごす日々なり すさんでは 万朶の花も まぼろしと消ゆ 
by nambara14 | 2017-04-11 16:45 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)