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2019年 04月 16日 ( 1 )


ソネット 52


       W. シェークスピア



わたしもそうだが 金持ちの福の鍵は彼を

大切にしまってある財宝へと導くことができる

滅多に訪れない快楽の尖った先端がなまくらになることを恐れても

常時財宝を見張っていることはしないだろう、 

それゆえに祝祭はかくも荘厳でかくも稀有なのだ

なぜなら祝祭は 高価な宝石のようにまばらに配置され

あるいは首飾りの中のメインの宝石のように

長い年月においても滅多に訪れることがないからだ、

時もまた わたしの宝石箱のように

あるいは衣装を隠しておく衣裳部屋のようにあなたをしまっておく

閉じ込められた名誉が新たに開かれることによって

ある特別な瞬間を特別に祝福されたものとするために、

欲望が満たされたときは勝利へ 満たされないときは希望へと通じる

あなたの価値 あなたに幸いあれ。


Sonnet LII


      W. Shakespeare


So am I as the rich, whose blessed key,

Can bring him to his sweet up-locked treasure,

The which he will not every hour survey,

For blunting the fine point of seldom pleasure.

Therefore are feasts so solemn and so rare,

Since, seldom coming in the long year set,

Like stones of worth they thinly placed are,

Or captain jewels in the carcanet.

So is the time that keeps you as my chest,

Or as the wardrobe which the robe doth hide,

To make some special instant special-blest,

By new unfolding his imprisoned pride.

Blessed are you whose worthiness gives scope,

Being had, to triumph, being lacked, to hope.



by nambara14 | 2019-04-16 19:47 | 翻訳詩(シェークスピア) | Comments(0)