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2018年 10月 31日 ( 1 )


ソネット 28


         W.シェークスピア


わたしが休息という恩恵を得られないとき

わたしはどうやって幸福な状態に戻ることができるだろう?

昼の重圧が夜になっても和らぐことがなく、

昼により夜が、夜によって昼が、重圧をかけ合うのであれば、

昼と夜が、それぞれの統治にとって敵同士であるにもかかわらず、

手を組んでわたしに拷問を加えるということだ、

一方は労苦によって、他方は思い煩いによって、

どんなに遠くまでわたしの労苦は続くのだろうか、

いつまでもあなたから遠く離れてしまって、

わたしは昼を喜ばせるために昼に告げる、あなたが明るいということ、

そして雲が空を覆っているときあなたが昼に恩恵を与えるということを

わたしはまた黒ずんだ顔色の夜を喜ばせるために、

輝く星たちが瞬かないことがあれば、あなたが宵を黄金色に染めるだろうと言う、

だが昼は毎日わたしの悲しみを長引かせ、

夜は毎夜悲しみの長さをより長くするのだ。



Sonnet XXVIII


     W.Shakespeare


How can I then return in happy plight,

That am debarred the benefit of rest?

When day's oppression is not eas'd by night,

But day by night and night by day oppressed,

And each, though enemies to either's reign,

Do in consent shake hands to torture me,

The one by toil, the other to complain

How far I toil, still farther off from thee.

I tell the day, to please him thou art bright,

And dost him grace when clouds do blot the heaven:

So flatter I the swart-complexion'd night,

When sparkling stars twire not thou gild'st the even.

But day doth daily draw my sorrows longer,

And night doth nightly make grief's length seem stronger.



by nambara14 | 2018-10-31 19:43 | 翻訳詩(シェークスピア) | Comments(0)