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2016年 06月 24日 ( 1 )


妖精の歌

               ウィリアム・シェークスピア

             南原充士 訳  

薮だらけの、イバラだらけの、

丘を越え、谷を越え、

洪水だらけの、火事だらけの、

園を越え、柵を越え、

月の軌道よりもすばやく、

おれはあちこちほっつき歩く、

そしておれは妖精の女王に仕えて

草原の上の妖精の輪を露で潤す

衛兵のような身なりのキバナノクリンザクラ、

それらの金のコートに点々が付いているのが見える

それは妖精の印しとしてのルビーかもしれない、

その点々には気品がある

おれはここいらですこし露の雫を探しにいかなければならない
そしてすべてのキバナノクリンザクラの耳に真珠を飾ってやらなければならない



     A Fairy Song
            
         - Poem by William Shakespeare


Over hill, over dale,
Thorough bush, thorough brier,
Over park, over pale,
Thorough flood, thorough fire!
I do wander everywhere,
Swifter than the moon's sphere;
And I serve the Fairy Queen,
To dew her orbs upon the green;
The cowslips tall her pensioners be;
In their gold coats spots you see;
Those be rubies, fairy favours;
In those freckles live their savours;
I must go seek some dewdrops here,
And hang a pearl in every cowslip's ear.






















    


by nambara14 | 2016-06-24 22:55 | 翻訳詩(ディラン・トマスほか) | Comments(0)