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2014年 09月 09日 ( 1 )

プラクティス


あたまのてっぺんに芳香を醸し出すジェルを載せると
すこしずつ体の線に沿って落ちてくる
顎から首筋へと 胸からへそへと
下腹部から太ももを経て脛、足首へと
その間に体中の凝りは取り除かれ
やがてジェルは蒸発してしまう

これを何度も繰り返すと
ただジェルを想像しただけで
頭頂からゆっくりと垂れ落ちる感じがする
このごろ肩こりがひどいので
しばしばジェルを思い浮かべる
心の準備が不足していたり
集中力が足りなかったりすると
ジェルの量も少なく爽快感も不十分だ

きょうはいつにもまして体が重い
ゆったりとした椅子に腰かけて
できるだけ心を落ち着けて
何度も深呼吸をして
無念無想にリセットしてから
静かにジェルを思い浮かべる
はたしてうまくジェルが頭に載り
順調にからだを伝ってくれるだろうか?

by nambara14 | 2014-09-09 10:52 | 新作詩歌(平成26年) | Comments(0)