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2008年 02月 28日 ( 2 )

レクイエム



    レクイエム


じっと耳を澄ますとどこからかかすかに聞えてくるものがある
まるで聴力テストのヘッドホンから聞えてくる音のようだ
徐々に大きくなったり小さくなったり
高くなったり低くなったりする

やがて音は小さなメロディーになり
川の流れのように 音量を増していく
穏やかな音楽が奏でられ始める
そしてついにはひとつの組曲となって大海に注ぎ込む

いつか聴いたことがある軽やかな主旋律
長調でスタートする舞曲のいくつかの楽章 
それが わたしの心の奥 体の芯を 確実にとらえて揺さぶる

ぼんやりとした田園地帯でだれが弾いてくれたのだろう?
あるいは 母の胎内で聴いた海鳴りだったのだろうか?
自分自身で選ぶべき音楽 わたしの最期のための

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 上の詩は、抒情的な詩風にこだわって書いたものです。
 やや古風な雰囲気だと思いますが、ぼくには必要なスタイルのひとつです。
by nambara14 | 2008-02-28 19:59 | 新作詩歌(平成20年発表) | Comments(0)

うるう年


(うるう年)

余分でも 潤いのある うるう年 半端なおれも うるう人かも


by nambara14 | 2008-02-28 14:15 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)