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2007年 12月 15日 ( 1 )

無名抄

      

 無 名 抄
                           


平成十九年(西暦二〇〇七年)三月十九日~二十二日、北京において、いわゆる六カ国協議(北朝鮮の核開発問題に関する中国、北朝鮮、日本、韓国、ロシア及びアメリカによる会合)開催。マカオのBDAで凍結されている北朝鮮関連の資金の返還について合意はなされたものの返還の確認ができないとのことで、協議は進展を見ずに休会。

平成十九年三月七日~八日、ハノイで、日朝国交正常化に関する作業部会開催。北朝鮮側は、「拉致問題は解決済み」との主張を繰り返し、協議は進展せず。

平成十九年二月八日~十三日、北京で六カ国協議開催。「平成十七年九月十九日の共同声明の実施のための初期段階の措置」について合意。その主な点は、次のとおり。

「・ 北朝鮮は、六〇日以内に、寧辺の核施設の活動停止及び封印を行い、ⅠAEAによ
  る監視を受け入れる。(いわゆる、初期段階の措置)
  
・ 他の五カ国は、見返りの緊急エネルギー支援として重油五万トン相当の支援を行う。初期段階の措置の段階及び次の段階(核施設の無力化等)の期間中、重油百万トンに相当する規模を限度とする経済、エネルギー及び人道支援(最初の重油五万トン相当分を含む。)を行う。

・ 北朝鮮と日本は、平壌宣言に従って、国交正常化のための二者間の協議を開始する。」

なお、日本は、拉致問題が進展するまで、見返りのエネルギー支援には参加しない
旨を表明。                               

 平成十八年十二月三十日、イラク前大統領S・H死刑執行。

 平成十八年十月十四日、国連安保理が、北朝鮮に対する制裁決議案を採択。

 平成十八年十月九日、北朝鮮が核実験実施。

 平成十八年十月九日、内閣総理大臣A・Sが韓国訪問。

 平成十八年十月八日。内閣総理大臣A・Sが中国訪問。

 平成十八年九月二十六日、A・S内閣が発足。

 平成十八年八月十五日午前、内閣総理大臣K・Jは、モーニング姿で靖国神社を参拝した。五年五ヶ月にわたる政権の最後に、当初の公約を実行した。中国、韓国はそれを厳しく批判した。

 平成十八年八月六日午前、内閣総理大臣K・Jは、広島市の平和記念公園における平和記念式典に出席してあいさつを行った。広島県知事F・Yも出席。広島市長A・Tは、「平和宣言」を読み上げた。新たに原爆死没者名簿に追加されたのは、氏名不詳者多数。

 昭和六十年一月十九日、ワシントンにおいて、全権委員K・Nほかが、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約(いわゆる新・日米安保条約)に署名。条約発効は、同年六月二十三日。

 昭和二十六年九月八日、サンフランシスコにおいて、日本とアメリカは、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約(いわゆる旧・日米安保条約)を締結。署名したのは、主席全権Y・Sであった。条約発効は、翌年(昭和二十七年)四月二十八日。

 昭和二十六年九月八日、サンフランシスコ平和条約(連合国四十八カ国と日本国との間の条約)締結。日本側の署名人は、主席全権Y・Sほか。これにより日本は主権回復。東京裁判を受け入れた。条約発効は、翌年(昭和二十七年)四月二十八日。      

 昭和二十一年十一月、東京裁判の判決が下された。十二月二十三日、死刑執行となったA級戦犯は、T・H、I・S、K・H、D・K、M・A、M・I、H・K(七名)。

 昭和二十年九月二日、東京湾内停泊中の米戦艦ミズーリ甲板上で、大日本帝国全権S・M
、大本営全権U・Y、連合国への降伏文書に調印。

 昭和二十年八月十五日正午、昭和天皇、ラジオで大日本帝国臣民に対し無条件降伏・戦争終結について伝えた(いわゆる玉音放送)。

 昭和二十年八月十日、大日本帝国、連合国側に対し、ポツダム宣言受諾を打電。

 昭和二十年八月九日、米軍、長崎市に原爆投下。

 昭和二十年八月六日午前八時十五分、米軍、広島市に原爆投下。

 昭和十六年十二月八日、日本軍、ハワイ真珠湾攻撃、太平洋戦争勃発。


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  上記作品は、「SPACE73」(平成19年5月)に発表したものです。

 これを書いたのは今年の3月でしたから、もう9ヶ月前になります。

 その後、六カ国協議も核施設についてはそれなりの進展が見られましたが、拉致問題については進展が見られていないようです。

 また、内閣総理大臣も、安倍晋三氏から福田康夫氏に変わっています。

 歴史は立ち止まることがないことを痛感するとともに、平和を維持するためには、冷静に歴史を振り返り、現実に的確に対応することが不可欠だという思いを新たにしています。
 



by nambara14 | 2007-12-15 14:31 | 新作詩歌(平成19年発表) | Comments(0)