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シェークスピア ソネット 31


ソネット 31


        W. シェークスピア


会うこともないので亡くなったとわたしが思った多くのひとびとに

あなたの心は愛される

そこでは愛の神キューピッドが支配し、その愛のすべてのしるしや

もはや葬られたとわたしが思ったすべての友人がそこには存在する

神聖にして追従的な溢れる涙は

親しくも敬虔な愛をわたしの目から盗み取られた

それは死者への利息として、今こそ支払われる涙なのだ

ただあなたの中に隠されていたひとびとは立ち去ったのだが

あなたは埋葬された愛が住む墓所だ

そこには亡くなったわたしの恋人たちのトロフィーが掛けられている

その恋人たちはかれらが持っていたわたしの愛のしるしをあなたに与えた

多くのひとびとに与えられた愛は今あなただけのものだ

わたしが愛したかれらのイメージをわたしはあなたの中に見る

そしてあなたは(かれらもまた)わたしのすべてを所有するのだ


Sonnet XXXI


      W. Shakespeare


Thy bosom is endeared with all hearts,

Which I by lacking have supposed dead;

And there reigns Love, and all Love's loving parts,

And all those friends which I thought buried.

How many a holy and obsequious tear

Hath dear religious love stol'n from mine eye,

As interest of the dead, which now appear

But things removed that hidden in thee lie!

Thou art the grave where buried love doth live,

Hung with the trophies of my lovers gone,

Who all their parts of me to thee did give,

That due of many now is thine alone:

Their images I loved, I view in thee,

And thou (all they) hast all the all of me.



by nambara14 | 2018-11-20 10:27 | 翻訳詩(シェークスピア) | Comments(0)