ディラン・トマス小詩集(南原充士訳)について
2016年 08月 19日ディラン・トマス小詩集について
英語の詩をそれほど多く読んだわけではないが、若いころいくつかの英語の詩集を手に取ったなかでは、ディラン・トマスが心に残っていた。
何十年も経って、最近ふとしたことから、ディラン・トマスの詩を翻訳してみようと思い立った。
彼は1914年生まれで1953年没とあるから、活躍したのはずいぶん前のことになる。
しかし、今読んでも「現代詩」のようなインパクトを感じることができる。
言葉の使い方が独特でイメージもとらえにくいので、翻訳するのは容易ではないが、不思議な魅力があるから、挑戦してみたくなるのだろう。
とりあえず既刊詩篇のうちから16篇訳してみたが、今後も折に触れて訳してみようと考えている。
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ディラン・トマス 小詩集
南原充士 訳
目 次
1.プロローグ
2. 緑の導火線を通って花を咲かせる力が
3. 十月の風が傷めつけるときはとりわけ ...
4. 愛の最初の熱狂から疫病へ
5. はじめに
6. おれは眠りと仲良くなった
7. おれは自分の起源の夢を見た
8. 複雑なイメージの中でおれは
9. あなたはおれの父親になってくれませんか?
⒑じっと待て、カッコーの月のこれら古代の分よ
11. その文書に署名をした手は
12.そして死に支配させはしない
13.祈祷者の会話
14.十月の詩
15.安らかな夜 穏やかな眠りにはつかないで
16.エレジー
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(注)上記の詩篇の並べ方については、An Aldine PaperbackのMiscellany Oneを参考にした。
お読みになった方がいらっしゃったら、ぜひ感想やご意見をお寄せいただきたい。
よろしくお願いいたします。
なお、ディラン・トマスについては、こちらをご覧ください。