ディラン・トマスの英詩について
英語の詩をそれほど多く読んだわけではないが、若いころいくつかの英語の詩集を手に取ったなかでは、ディラン・トマスが心に残っていた。
何十年も経って、最近ふとしたことから、ディラン・トマスの詩を翻訳してみようと思い立った。
彼は1914年生まれで1953年没とあるから、活躍したのはずいぶん前のことになる。
しかし、今読んでも「現代詩」のようなインパクトを感じることができる。
言葉の使い方が独特でイメージもとらえにくいので、翻訳するのは容易ではないが、不思議な魅力があるから、挑戦してみたくなるのだろう。
とりあえず10篇訳してみたが、あと数篇で一区切りをつけようと考えている。
[ディラン・トマスの詩の和訳は、とりあえず以下の10篇です]
1. 緑のヒューズを通って花を咲かせる力が
2. 十月の風が傷めつけるときはとりわけ ...
3. 愛の最初の熱狂から疫病へ
4. はじめに
5. おれは眠りと仲良くなった
6. おれは自分の起源の夢を見た
7. 複雑なイメージの中でおれは
8. あなたはおれの父親になってくれませんか?
9.じっと待て、カッコーの月のこれら古代の分よ
10. その文書に署名をした手は
お読みになった方がいらっしゃったら、ぜひ感想やご意見をお寄せいただきたい。
よろしくお願いいたします。
なお、ディラン・トマスについては、こちらをご覧ください。
平成28年7月
南原充士