事態
2016年 01月 08日大きな石のようなものが飛んで来て頭に当たりそうになった
あやうくかわしてどこから来たのか確かめようとしたがわからなかった
歩いていると急に息苦しくなってきたのであわてて身を伏せた
口と鼻をおおって近くの建物の中に逃げ込んだ
いつまでも朝にならないので起きてみると
日の光がさえぎられるぐらい大気が濁っていた
巨大な獣が街中を走り回るようになって
正体不明の伝染病がはやりはじめた
重大発表が繰り返されたが
事態はどのようになっているのかはよくわからなかった
by nambara14
| 2016-01-08 13:16
| 新作詩歌(平成28年)
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