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無念無想


 やや気温は低めだったが、秋晴れの空の下、無念無想を思いながら歩いた。だが、雑念は雲のように湧いてきた。振り払えば雲霞のように消え残った。わが身はわが魂と出たり入ったりして遊んでいるかのようだった。小鳥が飛び去るときに発した声に振り向くと、子犬が走ってくるのが見えた。若い飼い主がこちらに向かって呼びかけた。それらの声がわが夢想をかき乱すのに任せた。


by nambara14 | 2015-10-06 14:31 | 新作詩歌(平成27年) | Comments(0)