現実



どこにも逃がさない
首根っこをつかまえて引き戻してやる
お前が拷問台の上で
一本ずつ指を切り落とされ
目をえぐられ
耳と鼻を削ぎ落とされ
ついには腕も脚も断ち切られても
それは決して夢ではない
気が狂うような痛みも
耐え切れぬ寒さも
汚れ切った体も
みんなお前のものだ
眠りにも
麻痺にも
錯乱にも
悪夢にだって
逃げ込むことは許されない
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by nambara14 | 2013-04-21 00:41 | 新作詩歌(平成25年) | Comments(0)