思い出せない日の翌日
2012年 03月 24日思い出せない日の翌日
日記をつけ忘れて一週間も経つ
なんだかんだと仕事に追われ
身内の面倒を見たり
自分の体調がすぐれなかったり
患いが切れ目なしに襲ってきて
わずかな時間の切れ端すら
空白の行に向かうことを
許されなかったと言えば
嘘になるぐらいの世過ぎだが
一昨日の記憶があやふやになっている
あるいはその前日のことだったか
前々日のことだったか
日付だけつけて詳細は書かずに
日記帳を閉じる
もし今日も日記をつけなければ
明日は思い出せない日の翌日になる
by nambara14
| 2012-03-24 12:49
| 新作詩歌(平成24年)
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