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さらに遠くへ



      さらに遠くへ


さらさらと 笹の葉の鳴る 宵待ちの 眠りの扉 開け閉める風

しのばずの 池に立ちては 恋しさの 地下の通路を くぐりゆく花

わけもなく 引かれ行く身の 重たさに 炎暑の下天 見下ろして落つ


by nambara14 | 2010-07-15 19:35 | 五七五七七系短詩 | Comments(0)