糸くず
2010年 03月 04日糸くず
一本の 糸くずのごと 浮遊して 居場所があれば しばしやすらう
折りたたむ 染色体を 引き抜いて 傷つけてのち また戻しやる
狂わすは だれの仕業か 地を揺らし 家をつぶして 飢えへ渇きへ
Commented
by
tokyo
at 2010-03-13 09:22
x
じゅうしぃさん、お久しぶりです!ますます素敵な詩歌の数々に嬉しくてコメさせて頂きました。 特にこの詩は何気ない言葉の中に壮大な森羅万象を感じ、日頃の疑問を代弁して下さった様な感激でした。何かに守ってもらい、何かに導かれ、何かに動かされている様に感じる事があります。まさにこの詩の如く。天災や疫病等も、自然の摂理だと甘受すべき事なのか、諍うべき事なのか、考えさせられます。
0
Commented
by
nambara14 at 2010-03-13 15:17
tokyoさん、コメントありがとう!そこまで深く読んでもらえるひとがいてくれるとは感激ですよ!これからもよろしくね!
by nambara14
| 2010-03-04 13:42
| 五七五七七系短詩
|
Comments(2)