カテゴリ:五七五系短詩( 505 )

ぬけさけ


たわむれに たわしもぎとる たわらまち

たわしのき たわわにみのる たわしのみ

たたみかけ たわけというも ただならず


[PR]
by nambara14 | 2017-09-24 12:35 | 五七五系短詩 | Comments(0)

文学のデパート!


初秋に 詩歌小説 取り揃え

中秋の 恋する心 写す文

晩秋は 狂鬼のごとく 読みふける


[PR]
by nambara14 | 2017-09-20 14:28 | 五七五系短詩 | Comments(0)

『八月の光と闇(575系短詩)』


八月の 光濃ければ 影深し

The light in August is very strong and the shadow is very dark.


八月の 闇深ければ 罪重し

The darkness in August is profound and the sin is grave.


八月の 地軸傾き 滑る足

The axis in August leans and the feet slip.


Thedarkness in August is very profound and the sin is grave.

八月の 地軸傾き 滑る足

Theaxis in August leans and the feet slip.

事故あれば 迂回経路の 群れに付く

アイス棒 解けだす真昼 熱の授受

妙薬に 縦皺の顰 開け行く

夢うつつ いつのまにやら 夏はずれ

小雨降る 夜の樹木に 蝉騒ぐ

眠れる子 膝に抱える 父と母

木になる実 気になる人と 冷やしてる

じりりっと わが足元に 蝉の腹

アイスティー アイスキャンディー スキャンダル

上り下り 黙考いざり 飛ぶ意識

昨日から 今日を飛ばして 明日になれ

あの時に 言うべきだった 揺らめくも

少なくも 欺瞞の自己は 晒さない

人知れず 怒るとしても 気取られず

一日の 清算業務 終わらない

眠たいと 愚痴るの森の 寝ずの番

生きるのは 権利か義務か 熱帯夜

見上げれば 夜の青空 天使飛ぶ

さてと言い さてと言いつつ 定まらず

仮にだよ 泣きたい時が あるとして

八月は 自問自答の 閉曲線

人のいぬ 時代があった あるだろう

捨てられる 限りは捨てて 拾うもの

否定して 抹消しても 悪びれず

今頃は 野外ステージ 納涼祭

遅い朝 遅れたひとが 起きてくる

炎天を 歩く自分を シミュレーション

限りなく 問いかけてくる ケアハウス

飛び跳ねる 若鮎を見る 車椅子

もつれたる 足の運びは 帰らざる

くれなずむ 空に浮かぶは 納涼祭

招かざる 客にはあらず 浴衣がけ

片付ける 祭の後を 急ぎ去る

見る者も 演じる者も 存命者

いいなどと 言わぬが花と いうごとく

良き人を 独り占めして 西瓜顔

敵味方 縹渺として 定めえず

偉そうな 物言いを避く 記念の日

単純な 思考を避けて 黙祷す

割りなくも 炎暑の絵図に 残る影

一人でも 目と目が合えば 歓喜の日

老いたるを 孤独の淵より 引き上げる

手を添えて ようやく歩む 老いの道

手を離れ 歩き始める 裸ん坊

帰らざる 河に棹差す 死者の群れ

振り向いて また振り向けば 道がある

語らいの 夕べは過ぎて 朝来たる

ガラクタか 貴重品かを 問い詰めず

善悪を 決めきれず咲く 曼殊沙華

透き通る 魔術使いて 罪すすぐ

罰するは 人にはあらず 天炎える



[PR]
by nambara14 | 2017-08-06 15:30 | 五七五系短詩 | Comments(0)


575系短詩(H2917月)

南原充士



桜舞う ベンチはだれを 思い出す

汚れ拭き すわっていいと だれに言う

だれのため 光と影が 生まれしか

桜散る 雨足長し 底深し

やややんや 悠揚として よか男

肉魚 野菜味噌汁 夕御飯

雨風の 揺さぶる花の 路地を行く

瞳孔の 開いたままに さまよえる

涙など 見せるものかと 走り出す

鼻水の とまらぬと言う 花冷えて

ただ聞いて うなずくだけで 去りにけり

ここにしか いられぬならば 安らげよ

坂上まで 雪に埋もれて 開講日

海光の きらめく刺繍 見える部屋

どこまでも 邂逅あれば 歩みゆく

凍り付く われは半裸の 原始人

All over frozen,
I am a semi-naked
Primitive man.

解凍機 くぐれどなおも 氷点下

Going through
A defrosting machine,
It is still frozen.

安らかな 眠りに就けよ 氷河人

Good night,
Get a sound sleep,
Glacier man!


メビウスを 水族館の 順路とし

悠々と ガラスを抜ける 鱶の鰭

人魚にも 泳がせてやれ 螺旋漕

散る花の はらはらとして 悲しまず

咲き継いで 散ってみせれば 腑に落ちて

端境期 ただ待つのみの 花盛り
   
微細から 巨大に至る 真ん中へん

虚構だと 気づいていても 静心

年ばかり 気になる老いの 四捨五入 

気の抜けた ビールあおれば 足萎える 

よろめいて つまずいておれ 脛痛い

てやんでえ 口も回らぬ 空元気


暑すぎず 寒すぎずして つつじ咲く

この道を 歩いていれば 初夏になる

かこつこと ばかりだったな 目に青葉

生きてれば よくもわるくも 変化する

生きている 一寸先は 闇だけど

生きるとは 新たな時に 出会うこと

ハ長調 今朝の窓辺に 光射す

ニ短調 今宵酔いどれ 裏通り

弾き手無し 調律済みの 古ピアノ


龍神と 雷神のいる 天気予報
Both the Dragon God and the Thunderstorm God
Appear in the weather forecast.

小説と 詩を商える 仮想店
This is a virtual bookstore
Which sells poem books and novels.

押し売りの 度胸もなくて 夕涼み
I can't be a peddler,
Just cool off in the evening.

綿飴と ラムネの前で 立ち止まる
I stop
In front of cotton candy
And soda pop.

孫を抱く じーじじーじと アブラアセ
I hold my grandson in my arms, who calls me,"Jiji, jiji."
I sweat a lot remembering large brown cicadas.

自暴自棄 昔話で 茶を濁し
Mother, suffering from senile deterioration,
Tries to cheer herself up
By remembering her old days' memories.

炎天下 多臓器不全の ごとくある
It's very hot,
I feel like
I suffer from multiple organ failure.

気合など 入れないままに 土用丑
Not showing much spirit on the day of the ox,
Which is named after one of the twelve animals
Of the Chinese zodiac.

われ重く あなたは軽い シーソーよ
I am heavy and you are light,
We are on each end of a seesaw.


「夏休み

夏休み ありやなしやの 地球人


慰めも 安らぎも盛る うなぎ丼


追いかけて 陽炎となる 人の果て


新築の 病棟なれば くつろげる


笑うにも 腹筋痛し 玉の汗


空模様 人の心は 上の空


今日もまた 禁断の実を 盗み食う


原人の 思いに重ぬ 恋初め


炎熱を 吹きやる風を 望むべく


われもまた 奇人変人 ゴマの生え


空高く ふわり並ぶは 熱気球

傘さして 荷物の方へ 傾きぬ


前線の 上がり下がりに 縮約す


脱ぎ捨てた おのれの殻を 踏み砕く


仮初も 脱ぎ捨ててみる いじらしさ


隣人の 顔も知らずに 別れけり


意味もなく 喋れば狂人 避けるべし


座りたい 態度見よがし 優先席


毎朝 すれ違うひとに 敵意を持たず


[PR]
by nambara14 | 2017-07-30 09:28 | 五七五系短詩 | Comments(0)

夏バテ

梅雨明けぬ 夏バテなどと まだ早い

バテバテは 時と場合を 嫌わない

だらだらと やるよりないか バテバテは

[PR]
by nambara14 | 2017-07-12 16:26 | 五七五系短詩 | Comments(0)

白鳥

かぎ型の 濠を曲がれば いましたよ

そういえば 皇居一周 したことない

はいジャンプ 記念撮影 中学生



[PR]
by nambara14 | 2017-06-15 22:15 | 五七五系短詩 | Comments(0)

動揺

脳髄の 不随意筋も 汗かいて 
[PR]
by nambara14 | 2017-05-22 16:46 | 五七五系短詩 | Comments(0)

のんき

汗ばむの いやだと言って 手を放す

めげないで その手も一度 つなぎます

幼子に 育ちつつある 自己主張 


[PR]
by nambara14 | 2017-05-12 10:13 | 五七五系短詩 | Comments(0)

初夏

初夏の 上着を脱いで 深呼吸

ともすれば うなだれている 吹き流し

故郷の 渓谷泳ぐ 鯉幟



[PR]
by nambara14 | 2017-05-11 09:59 | 五七五系短詩 | Comments(0)

知足

暑すぎず 寒すぎずして つつじ咲く

この道を 歩いていれば 初夏になる

かこつこと ばかりだったな 目に青葉

[PR]
by nambara14 | 2017-04-27 10:48 | 五七五系短詩 | Comments(0)